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SeaBedの感想

paleontologyのエロゲ

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タイトルSeaBedの感想
品番RJ170840
メーカーpaleontology
値段
あらすじ

本作は百合要素を含むミステリーノベルです
物語は三人の登場人物の視点で展開します
CG枚数/90枚以上 テキスト量/約47万文字 —————– 過ぎ行く時はとてつもなく深い海の底に沈み続けている
ときに浮かぶあの日の景色と匂いは揺れて泡のように消える
心療クリニックの精神科医楢崎は、人がものを忘れる仕組みについて研究していた
人はなぜ忘れるのか、大事なことを忘れない方法はあるのか
彼女はある患者の心の奥深くを探るうちに、深い深い海の底へと辿り着く
都内に事務所を構えるデザイナー佐知子は、取り憑かれたようにものを作り続ける
同僚の心配も他所に、仕事を続けた彼女は心を病み過去の恋人の幻が見えるようになる
彼女は恋人の跡を追って暗く長いトンネルを見つける
療養所で暮らしている貴呼は、幼稚園からずっと一緒だった同性の恋人とどのように別れたのか思い出せない
彼女は恋人に似た女性と出会い、徐々に思い出を取り戻していく
記憶の扉を開き続けていく彼女は、最後に冷たく静かな部屋へと足を踏み入れる
それぞれの目的の元、過去を求めさまよう三人が行きつく場所は何処か
三つの物語は淡々とした日々の中で静かに進行し、やがて同じ場所へと還っていく

SeaBedの感想のエロ画像・動画

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SeaBedの感想のレビュー
sea bedの名の通りまるで海の中でたゆたうような雰囲気の作品です
主人公の佐知子、貴呼、楢崎の三人から物語が紡がれます
この作品の特徴として時系列がハッキリしないことが一番の特徴でしょう
些細な事でもネタバレになるので詳しい内容は書けないのでまずは体験版をしてほしいです
もし雰囲気が好きなら間違いなくお気に入りの作品になるはずです
個人的にですが物語のメインである佐知子と貴呼の関係の描写は本当に素晴らしいものだと思いますよ

何の気なしの積みゲー崩しのつもりが、みるみるうちに心奪われ、深い思索の海に誘われてしまった傑作百合ミステリーノベル
ミステリーは「?」と「
」の連続で、あれはこういうことだったのか
 と得心したら、 あれ、でもそうなるとあれは……? と新たな疑問が生まれ、心のもやを晴らしたくてどんどん先を読みたくなってしまいます
百合な部分は、主人公ズが幼馴染ということもあり、回想という形ですが、学生百合から社会人百合まで幅広く楽しむことができます
ミステリー要素と同様、佐知子と貴呼の関係の描写も精妙で、この二人なら末永くやっていけたんだろうなと、 本物のカップルを見守っている気分になれるでしょう
上述のミステリーと百合が不可分に結びついて、いわゆる『人によって解釈の異なる』箇所が生まれていきます
おそらく、一周しただけでは、解けていない謎が残ったままになると思います
そんなボカシのかかった世界の、言葉の内に隠された意味を探っていくことこそ、このゲームの醍醐味であり、 その探求心の原動力となるのが、純粋な謎解きの楽しさと、何よりも百合好きとしての『願望』でしょう
主人公の佐知子ら3人を始めとする登場人物と、彼女らが生きている世界に、心を揺さぶる魅力がある
彼女たちの幸せな未来を、ぼやけた虚像ではなく、はっきりと想像したい
願わずにはいられない
だからこそ、何度もテキストを読み返し、解釈を重ねる――
公式の推定プレイ時間が15時間、さらに選択肢のないポチポチゲーなので、面倒で退屈そうと忌避する方もいるかもしれません
しかし、是非、マイナスイメージを振り切ってプレーしてみてください
例え時が経っても、記憶のどこかにこのゲームの断片がいつまでも生き続ける、そんな力がこの作品にはあると確信しています

百合ゲーに飢えてる百合好きはとりあえず買っておけばいいと思います
あと、同人ノベルゲーム好きも購入を検討に入れておくべきです
まずお値段
ラノベの文字数は一冊15万文字ほどらしいですが、これに対してこのゲームは約47万文字です
約2・3倍です
しかもフルカラーイラストが90枚(クオリティはサンプル通り)が収録されていて、これが漫画一冊程度のお値段です
ノベル系のゲームはテキスト量の大安売りが特徴ではありますが、それにしても破格の値段設定だと思います
百合モノとしても、とても素晴らしいです
作品の性質上、甘々な百合
という感じでは描かれてはいませんが、日常では掛け合いなどで何気ない二人の距離感・関係が丁寧に描かれていて、時にCGを挟みながら魅せるところでは魅せてくれます
また単純に読み物として楽しめます
題名の通り、海に漂うようなどこかほわほわとした雰囲気の中で物語の芯を探っていく感覚がとても良かったです
ほかにも演出について、細かくSEを挟む、部屋の電気を消すとき一気に暗くなるのではなく画面の真ん中から暗くなるといったことなどをきっちり押さえてあって、何気ないことではありますがそこも良かったなぁと個人的には感じました
いい買い物しました

百合ミステリー? そんな言葉に惹かれて手に取ったこの作品
2周目を終えての感想ですが、この作品は無味無臭の毒薬でした
1週目は文章をひたすら読み進め気付けばエンディングでした
感動するようなポイントもあるなあとは思いつつも「どういうこと?」という部分が多く 特に泣いたりはしませんでした
淡々と紡がれる文章もその一因ですんなりと読むことができ、 そういった意味で無味無臭でした
しかし2週目をプレイすると自分が読んだものがとんでもない毒薬であったことに気付きます
張り巡らされた膨大な数の伏線、それを理解できた時に見えた新解釈、そして佐知子と貴呼の2人の思いの強さ
気付けばあれほど淡々としていた文章なのに、2人の何気ない日常の描写だけでも泣きそうになるほどです
本当になんてシナリオを書くんだ
と強く思いました・・・ フリー素材が多く使われているようで、所々SEが残念だったりもしますが、 シナリオとCGだけでプレイする価値は十二分にあります
※というかこの作品がこの値段って・・・安いにもほどがあります ただし以下の人にはあまりおすすめできません
1.百合嫌いの人 百合に抵抗がある人はそもそも手に取らないと思いますが・・・ ただ佐知子と貴呼の関係は性別などもはや超えているので 私は百合作品というよりは純愛作品と捉えています
2.作品に明確な答えを求める人、 ミステリー要素が強く謎が謎を呼びます
また、(おそらく)最後まで残る謎もありそのあたりは個人の解釈に委ねられます
しかし上述したように膨大な数の伏線が張り巡らされているので、 メモを取りつつ2周すれば8割以上の謎は解消すると思います
以上2点に該当せず、人の心理を描いた作品が好きなら迷わずプレイをお勧め致します
このレビュー欄だけじゃ伝えきれないほどの感動がこの作品には間違いなくあります

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